先に言っとくね。
今日の日誌は、いつも以上に、大作になるよ。
長いよ、きっと。
読むの嫌になったらごめんね。
火曜日の夜、素敵な飲み屋さんに行った。

そこは、花の苗がたくさんある。
ビニールハウスBAR「目方のおんちゃん」

ゆかいなマスター(目方のおんちゃんと呼ばれている)と、ゆかいな仲間たちが集うその店に、初めて足を踏み入れる。
感動。
すっかりその場所に憧れてしまった。
おいしい料理がずらーっと並んでいる。
どれもこれもその日メンバー自らのとれたて、産地直送、料理もお手製。
よだれ出た。
コゴミの天ぷら、生まれて初めて食べた。すんげーうまい!草なのに魚介の香りと口当たりがする。
ギョウジャニンニクの餃子、メチャ美味!飛び上がる。
新鮮な魚やイカの刺身。
とれたての天然牡蠣。
そうめんにちらし寿司、春雨サラダにも中華炒めにも新鮮なお野菜たっぷり。
また食い過ぎた・・・
食べられる草と花で作られたブーケ。
ムシャムシャ食う独身主婦どるじ。

君に幸あれ!
同行した娘、
下の娘は、しばらく恐れ多くも神の子の妻の膝で就寝。
その間に上の娘、真っ先に野イチゴに飛びつき、箱にわっさり入っていた野イチゴを独り占め。
「まいに残しちょったら?」と言うと
4粒、残してあった・・・・・欲な奴。
ちょっとして目が覚めた下の娘、野イチゴはちょっとしかなかったけれど、ごきげん♪
目の前に酒のつまみ料理がどっさりだ。
大好きなイカ焼き、草の天ぷら・・・そうめんも大好物です。
良かったね娘さん。
「おかーさん、また行く時は言うてよ」と言われた。
「はい。」
皆さん、素敵な夜をありがとうございました。
興奮し過ぎて、会費をポケットに入れたまま帰って来ました・・・ごめん。
あんだけ食って飲んだのに。。。
またの機会にそっと渡すね~
みんなが帰ってしまった後、カウンターに一人のどるじ。
「マスター、お酒ちょうだい」みたいになってた。

君に幸多くあれ!
そして、夜が明けて朝。
昨日水曜日は楽舎定休日。
もうすぐ北海道に旅立つ山女ぐっちと、
山田隊長に「だるま夕日」と名付けられたどるじと3人で山へ!
ぐっち&どるじ、前の晩はビニールハウスBARにお泊まり。
私は車中泊。
娘を学校に送り届け、
9時に口屋内で3人集合。
レッツ黒尊!
オンツヅジが只今見頃だろう、咲きほころぶオンツツジをこの目で見たい!
ということで、北海道登山ガイドのぐっちに「連れて行って~」とお願いしたのだった。
大久保山登山口から八面山頂上を目指し、頂上からブナ林を抜けて三本杭まで。
三本杭から横の森に入り、木屋の森を抜けて、壮大な景色を見下ろした後折り返し。
いやいや、よく歩いた。
すんげーーー楽しかった♪
山々の緑、濃くなった。

ハイノキの花が満開。

この日もたくさんの植物を教えてもらった。
メモ帳には40種類以上の植物の名前が記されてある。
写真もいっぱい撮ったけど、いまいち「これ、何撮ったんだっけ?」みたいなのしかなくて・・・
ま、どちらにしても、覚えている植物は3つくらい。
こいつは強烈。
これ忘れたら、他何にも覚えられないと思うよ。
マムシグザ改め、アオテンナンショー
マムシグザは、全体が茶色だそうです。
そりゃますますマムシみたいやろなぁ~・・・見てみたい


ほんまにマムシに見られてるみたいやけど、アオテンナンショーです。
八面山頂上まではあっという間、のはずだけど、3人で立ち止まり立ち止まり、「これなに?」「あれなに?」と進む。これまた楽し。
シロモジ、コシアブラ、コハウチワカエデ、ホウチャクソウ、・・・・メモ帳には八面山頂上までの間に、10種類以上の名前が記されてあるが・・・
何となく覚えているのは、3種。・・・こんなもんさ。
いろんな鳥の声が聞こえる。
鳥の声を聞いて「あれ、何の鳥やろねぇ~」と話す度に
「
キムヒロさーーん」と呼ぶ3人。
「あ”-っ、この声、野鳥講座で聞いたでねぇ」
「けど、わからん」
「キムヒロさーーん」
を繰り返しました。
ウグイスと、カッコーと、ホトトギスはわかりました。
あと、ツツドリって鳥もぐっちに教えてもらった。「ほほっ ほほっ」って鳴いてた。
そんなこんなで八面山頂上到着。

休まず、足を進める。
久しぶりに入ったブナ林。
気持ちいい。

でっかいヤブツバキ
見応え充分!

ところどころにオンツツジのつぼみ。
まだちと早かったか。
でも、つぼみがまたかわいい♪

枯れたブナの木に着生するというヤシャビシャク、高いとこにあるし、一人で歩いてたら絶対見てなかったなぁ。足元も見てないですけど・・・

なんじゃこりゃーーーっ

こわい。
何の木越しに、高月山を眺めたんやったっけ??か?
思い出せない・・・どこかに書いたはずなのに・・・わからない・・・。

高月山=黒尊山系で一番高い山。標高1229m
熊ノコルから、三本杭目指してずっと登る。
汗ばみながら1歩1歩進んで、やっとたるみに出た。

世界のコケアツとも、ご対面。

三本杭まで、あと少し。
ここから三本杭まで、オンツツジで見事に真っ赤になるらしい。
来週あたりが見頃らしいよ。
もっかい来られるかなぁ~・・・見てみたいなぁ。
この子達が咲き乱れる姿を。


三本杭到達。
ここで弁当。
気持ちよか。


三本杭=標高1226m。
少し休憩した後、三本杭から滑床の方面にちょっと歩く。
ぐっちが、珍しい花を見せてくれた。
シロヤシオという花。
白いツツジの花。
可憐です。
写真撮ったけど、どこに白い花があるんかよくわからないので、カットしちった。
木の根元が地滑りしていてとても辛そうなシロヤシオでした。
ぐっちがとても心配していました。
あまり人に教えない方がいい場所だということで、その近くの岩陰で、どるじと2人でマーキングする。
(いえま、単なる生理現象ですけど・・・・・ごめんなさい)
次会うときも元気でいてね、シロヤシオ。
ブナがおもしろい。

シロヤシオを後にして、三本杭、たるみまで戻り、横の森を目指す。

アセビロード、と言っていいくらアセビだらけ。
かわいい小径。
絵本の中に入ったみたいでした。

横の森=標高1200m
昔は、この横の森に3本の杭が立てられていて、ここが三本杭と言われていたらしい。
土佐藩と宇和島藩と、何とか藩(忘れちった・・・汗)、3つの藩から登ってきた藩境になる地点だったらしいよ。
そのまま木屋ヶ森という地点を通り過ぎ、どんどん歩く。


いやーっ、最高です!

ここで折り返し、途中若葉橋方面に行く登山道に入り、「水場」と呼ばれる場所へ。
水を汲みに行く。
鬼のように写真を撮りまくっていたら、デジカメの電池切れちった。
この先の写真がない。
よって、水場の写真もない。
フタリシズカや、ヤマシャクヤク、アオテンナンショー、ヤブデマリといった植物に会った。
水も汲んだ。
昨日の夜のご飯をこの水で炊いたよ。
白飯好きの上の娘が「なんかおいしい」とつぶやく。
・・・・結構わかる奴なのかもしれんな。
残りは氷にしました。
今晩ロックで飲むの(んふっ)
最後から2枚目に撮った写真
ノコギリシダ

ちなみに、一番最後に撮った写真は、ギンリョウソウ という植物。
ユウレイタケという別名があって、あたしゃ別名で覚えます。
「ギン何とかっていう幽霊の花よ」と言えば、きっと通じることでしょう。
撮ったんやけど、あまりにもぼけててお見せできない。
登山口に無事到着が、16時半まわってました。
昼休憩引いても、約6時間ほど歩き続けたことに。
たっぷりコース。
気持ちよくて楽しかった。
ぐっちありがと♪
帰って来たらまた遊んでね。
北海道に遊びに行きたいなーーーーーっっ
とても素敵な季節です。
大好きだなぁ~
あ、今日初チャリ出勤したよ。
詳細は明日・・・も、チャリで出勤出来たらね~