10月11日から13日にかけて、2泊3日で行われた「四万十ドラゴンラン~秋の黒尊編~」の報告を、密着取材班長の管理人が行います。
10月11日、9時にJR中村駅集合。
参加者5人。
ほとんどが、ドラゴンラン経験者です。
四万十川支流黒尊川源流点に向けて、ワゴン車で1時間半ほど走ります。
八面山への登山口までに、珍しい花の群生をみつけたので、車を停めました。

チョウはアサギマダラという名前ですでにマーキングが施され、横に調査員も座っていました。
ウィキペディアによると
アサギマダラの成虫は1年のうちに、日本本土と南西諸島、台湾の間を往復していることが知られている。ただし北上する個体と南下する個体は子孫の関係で、同じ個体が移動する渡り鳥の移動とは異なる。
移動の研究は、捕獲した成虫の翅の半透明部分に捕獲場所・年月日・連絡先などをマジックインキで記入(マーキング)、放蝶するという方法で個体識別を行う。このマーキングされた個体が再び捕獲された場所・日時によって、何日で何km移動したかが分かる。
研究者達によって、夏に日本本土で発生したアサギマダラは秋になると南西諸島や台湾まで南下、繁殖した子孫が春に北上し、日本本土に再び現れるという行動が明らかになった。中には直線距離で1,500km以上移動した個体や、1日あたり200km以上の速さで移動した個体もある。
大久保山登山口まで車で移動していよいよ山登りです。

途中、神の子さんによるキノコ講座も交えながら八面山を目指します。
標高1168メートルの頂上で休憩します。八面山の頂上は立木が少ないので360度の視界が広がります。

南に黒尊山系、東に標高1226メートルの三本杭、北は滑床渓谷、西は宇和海で天気が良ければ九州が見えます。

八面山からは、熊のコルまで尾根伝いに下ります。この辺りがブナの原生林が広がる、黒尊山系でも名所の一つです。
熊ノコルに向けて下っていると、真っ白でおいしそうなキノコを発見

神の子さんによると、一生に1度しか食べられない貴重なキノコだそうです。
要は、食べると死んでしまう毒キノコなので、一生には1回なのだそうです。

熊ノコルまで下り、少し尾根からそれて南斜面を下ったところに黒尊川の源流点があります。

ここで、水を汲んだり、お弁当を食べて、あとは下るだけです。

下るだけといっても、標高差約300メートル。かなり膝に負担がかかります。
途中、滑りやすいところや、ロープを持たないと降りられないような場所もあり、スリルを味わえます。

約1時間かけて登山口まで降りることができました。
全写真は
こちらにあります。